ゲームショップ店員「ここまで価格が急落するソフトは5年に一本出るか出ないか」 - ガジェット通信
ゲーム情報サイト『ファミ通ドットコム』でコラムを連載している秋葉原のゲームショップ店員・稲越一之さん(メッセサンオー勤務)。いつも辛口コメントでコラムを書いており、ゲーム業界のみならず、コラムを掲載している『ファミ通』に対してまで不満を書きつづることがある稲越さんだが、今回は今までにないくらい強烈なことを書いている。発売されたばかりの人気Wii専用ゲームソフト『モンスターハンター3(トライ)』に対して、「長年ゲーム業界に携わっているけど、ここまで価格が急落するソフトは5年に一本出るか出ないか」と、価格の下落に対してバッサリと本音を語っているのだ。
二つの間違いがこういう結果を招いていると思います。
一つは、「無双お前もか!?モンハンに続いて戦国無双の正統続編がPSからWiiに移行」でも触れましたが、それまで支えてきたファンを無視して別ハード(PSからWii)に移行したから。そして、しばらくしたらPS3かPSPで出るだろうという憶測からファンが「待ち」の状態になっているという点。
そしてもう一つはモンハン人気を不動のものにしたのは据え置き型ハード用のタイトルではなくてPSPというモバイルハードだったという点。
私がそうなのですが、結婚もして子供もいたりすると父親がテレビを独占してゲームをするなんてシチュエーションはありえないんですよ。
テレビでは奥さんがDVDを見たり、子供がアンパンマンを見たりして、その同じ部屋でソファでくつろぎながらPSPやDSで遊ぶというスタイルでないとプレイできません。
それにモンハンがPSPでブレイクしたのは、リアルに友達と集まってワイワイ遊べる楽しさがあったから。悲しいかな、本来皆でワイワイ楽しく遊ぶをコンセプトにしているはずのWiiなんですが、このモンハンの楽しさだけは再現する事はできないんですよ。
コントローラーが4つに対応していても画面が4つなけりゃダメなんですよね。
レビューで満点を取るくらいですから、楽しいのは間違いないでしょう。問題はユーザーのプレイ環境というもの、そして自分たちのモンハンの楽しさの本質を見失ってしまった事なんじゃないでしょうか。
別にWiiのコントローラーで難しい操作する事で得られるリアリティなんていらないですから。
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