メジャーレーベルを捨てた矢沢永吉の新作が音楽ビジネスを変える!? - 日刊サイゾー
矢沢永吉のニューアルバム『ROCK'N'ROLL』が、8月17日付のオリコンチャートで3位にランクイン。推定5万枚強を売り上げるヒットとなっているが、今回のアルバムはその枚数以上のインパクトを、音楽業界に与えているようだ。レコード会社関係者がこう語る。
「今回のアルバムは、矢沢さんが立ち上げたレコード会社『ガルル・レコード』からリリースされました。約20年所属したEMIミュージックを離れた今の矢沢さんは、いわばインディーズレーベルのオーナー兼アーティスト。そうした立場では、原盤権をふくめた著作上の権利を自らコントロールできるために、この枚数でも大きな収益を上げることができるんです。大手レコード会社の上層部には、"矢沢モデル"が広がることを警戒する向きもありますね」
音楽が売れない、音楽で食えない、と言われる昨今。ミュージシャンが正しく生き残る為の、ひとつの形かもしれませんね。
CDが売れなくなったのはWebが原因ですが、広告代理店などの仲介業者を噛まさずに、多くのユーザーに一気に波及させて、ダイレクトにお金がミュージシャンに落ちてくる形を支えたのもWebですよね。
この流れで、ミュージシャンにしっかりお金が落ちていけば、CDの価格を下げる事も可能なんじゃないかと思うのです。そうすると状況は変わっていくとは思うんですけどね。CDにせよ映画にせよ、中間業者が多すぎるから日本は高いんですよ。
この流れはユーザーにとっては歓迎すべき事かもしれません。
ROCK'N'ROLL 矢沢永吉 GARURU RECORDS 2009-08-05 by G-Tools |
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