肝臓の移植手術を受けたオーストラリアの少女の血液型が、手術後に自然と変化しドナーの免疫機構に適応したそうです。移植手術で血液型が変化するというケースはこれが世界で初めてとのこと。
こんな事がありえるんですね。本当に驚きました。
当時9歳だったDemi-Lee Brennanちゃんは重大な肝不全を患っていたため、シドニーでもトップの小児病院で移植手術を受けることになりました。彼女の骨髄に移植された肝臓から幹細胞が移され、手術後9ヶ月に血液型の変化と、免疫機構に適応していることが発見されたそうです。Brennanちゃんは現在15歳で健康に過ごしており、担当医でもあった肝臓医学者のMichael Stormon氏によるとこのようなケースが世界で発表されたことはないとのことで「免疫機構の大部分がドナーのものに変わるという骨髄移植と同じ効果が出ている」と述べています。
現在臓器移植では免疫の拒否反応が大きなハードルとなっているので、今回のケースが他の移植手術にも利用できないか関心を集めているとのこと。「術後感染症の可能性もあったので彼女はとても幸運だった」とStormon氏は述べ、今後の課題は今回と同様の結果を出すための方法を確立することだと語っています。
その後、問題もなく健康に過ごせていて、良かったですね。しかしそうなると性格もちょっと変わったりすんですかね。
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