三沢さんの最後の対戦相手・齋藤が涙の土下座=ノア(スポーツナビ) - Yahoo!ニュース
プロレスリング・ノア三沢光晴さんの急死から一夜明けた14日、福岡・博多スターレーンに超満員となる2600人のファンを集めて「Southern Navig.’09」が開催された。ファンは声を枯らして応援し、選手も悲しみを振り払うように懸命に戦い抜いた。第2試合には前日のGHCタッグ選手権で三沢さんの最後の相手を務めることになってしまった齋藤彰俊が登場。あふれ出る涙をこらえきれず、号泣しながら試合に臨んだ。
齋藤選手、一番辛いでしょうね。
入場口に姿を現した齋藤の顔は、すでに泣きじゃくっていた。責任を痛感し表情は疲れきっているものの、それでも気丈に振舞おうと涙をこらえ、リングに向かう。そんな齋藤の姿に、会場からは大きな「アキトシ」コールが。「彰俊泣くな!」「がんばれ!」とファンも涙声で必死に声援を送り、齋藤も何より三沢さんのために最後まで歯を食いしばって戦い抜いた。試合後、齋藤はリング上から本部席の三沢さんの遺影に向かって涙の土下座。ファンも痛いほど齋藤の気持ちは分かっており、拍手と歓声がいつまでも鳴り止まなかった。
バックステージで齋藤は「取り乱してすみません。泣いている場合じゃないんですけどね」とコメント。そして「自分はどんなに重くて大きい十字架でも背負って、前進して、精進していきます!」と力強く天国の三沢さんに約束した。
三沢さんもそれを強く望んでいると思います。頑張ってください!!
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