18日にT4、19日にトランスフォーマーリベンジを観てきました。
考えてみると、AIが人間を攻撃する設定はこのターミネーターの方が先なんですが、そこらへんの戦いってマトリックスシリーズが一通りやってしまっているんですよね。
しかもコンピューターが知能を持つという事は、多様性や感情を持つという事であるので、マシンやプログラム同士での争いや愛などが生まれるという所まで持っていってしまったマトリックス。
それに対して、単に人間を敵と見なして攻撃するという単純な思考回路のまま止まってしまっているスカイネットがはっきり言って「おバカAI」に見えてしまうのです。
ネタバレになるのであまり詳しく書きませんが、今回キーマンとなるターミネーターの存在って上手く話を広げていけば、凄く面白くなる存在なのに、すごい安直な所で閉めてしまって、非常に残念でした。
それとジョン・コナーの彼女役ですが、あれいらないですよね。
後、音楽の使い方が非常に下手だなと思いました。サントラ好きの私としては「欲しい」と思わせる所までいっていませんでした。
本当に素材が良かっただけに、残念でした。続編なので、過去の作品のツボをしっかり押さえていたのが良い点なのかもしれませんが、もっと思い切った世界観の再構築をやってほしかったですね。
T4と違い音楽の使い方が良かったのが、トランスフォーマーリベンジですね。最初10分の掴み、前作を超える数のトランスフォーマーの登場、アクションのスケールアップ。全てが前作を超えていました。
前作ではあまりなかった、メガトロンとスタースクリームの絡みのお約束ネタが沢山あって面白かったですね。やっぱりスタースクリームはちょっと卑屈じゃないといけません。笑。
頭を使わないスカッとする映画はこうでないね。
ただ前作同様に米軍万歳、中東派兵賛成、全開のプロパガンダ映画である事は否めません。米軍格好良すぎ。米軍こそが正義であるというイメージはかなり植え付けられてしまう点が危険です。
たぶん続編のT5を劇場で、観る事はないと思います。トランスフォーマーの三部作のラストは絶対に劇場で観ます。そしてリベンジのサントラをこれから買います。
トランスフォーマー/リベンジ | |
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と思ったら発売は明日ですが、iTunesでも明日みたいです。楽しみ、楽しみ。
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