私は専門学校を卒業してから、就職せずにしばらくフリーターをしていました。たかがアルバイトですが、私は自分なりに一生懸命働きました。しかし周りのアルバイト仲間は、違っていました。
アルバイトの仲間達は、口を揃えて
こんな事を言って、私の仕事のやり方を笑い、時に批判していました。そのくせ、私の働きが評価されて、私だけ時給が上がったときには、あいつだけズルイとか、俺たちだって頑張っているなどと、同じ口が言っているとは思えないような事を言っていました。
俺は何を目指すのかすら まだ見つかってねーやでもだからこそ
今を生きることにしたおめーが踏みにじっている今を
今いる場所がつまんねえ職場だろうと
俺の道であることに変わりはねえ
俺のゴールにどうやってつながるかは知らねえが
いつかつながることだけは確かだ
私の愛読する漫画「リアル」六巻の、野宮のセリフです。
当時の私もまさに、この心境でした。これといった夢もなく、将来の不安に押し潰されてしまいそうな日々でした。
そんな思いを払拭する方法は、ただ目の前にある仕事に一生懸命になる事だけでした。
当時のアルバイト仲間が今現在どうなっているかは、分かりません。ただ、確かな事は、私自身が彼らの言葉に流されないで良かったという事です。
当時のアルバイトの職種は今のフリーランスの仕事に直接的には関係ありません。しかし、どんなつまらない仕事でも、嫌いな仕事でも、真面目に取り組んでいくと、効率よく進められるよう創意工夫する余地のある事が分かり、それが改善できるようになると、だんだん仕事が楽しくなってくるという事を学びました。
この姿勢が今の自分を形成していると断言できます。そして今、私はとても幸せです。
なもんで共感しまくりの漫画「リアル」なんですが、道に迷いつつも頑張ってきた野宮が、最新刊で、ひとつのスタートラインに立ちます。
やっぱり自分にはバスケしかない。バスケで飯を食っていこう。そう腹をくくって頑張ってきた野宮が、最終ページでプロテストの会場の前に立つのです。
これを応援せずにいられますか!
フィクション、そして漫画であることを忘れて、心から「野宮、頑張れ!」とエールを送ってしまいましたww
いつも最新刊が待ちどうしいのですが、次の巻ではプロテストの結果が出るんでしょうね。ああ、合格して欲しい。でも物語としては、さらに挫折を与えるような気もして、なんだか心配でしょうがないです。
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