前回のエントリー「あなたの旦那が育児や家事を手伝おうとしない本当の理由」は予想以上の反響をいただきました。ありがとうございます。
多くの方からRT(リツイート)や、はてブ等でコメントをいただいたのですが、その中で最も多かったのが、やる気を奪う禁断の言葉は、男性や夫婦の間だけに限らない普遍的なものであるという意見でした。
指摘されて、私もなるほどと思いました。たしかに女性だって言われたらやる気をなくすだろうし、職場や友人、兄弟、親子の間でも、やる気を奪う禁断の言葉は当てはまりますよね。
「人のやる気を奪う」「人の心を傷つける」「人を悲しませる」などなど、極端な言い方になりますが、それらは「人を殺す言葉」と表現できます。
反対に「人のやる気を促す」「人の心を勇気づける」「人を喜ばせる」などの言葉は「人を生かす言葉」と表現できるでしょう。
今回はこの「人を生かす言葉」と「人を殺す言葉」をブログに当てはめて考えてみようと思います。
ブログのアクセス爆発の鍵を握るマキコミスパイラルとは?:ブログ:サムリのブログ
一度ソーシャルサイトにブログの記事が流れると、そのソーシャルサイト内だけでなく、他のソーシャルサイトにも拡散し、上記の流れが延々と繰り返され、アクセス爆発へ繋がるスパイラルを生み出す事ができるのです。
前回のエントリー「あなたの旦那が育児や家事を手伝おうとしない本当の理由」はまさにこのマキコミスパイラルが巻き起こり、爆発的なアクセスとなりました。
肯定的な意見、否定的な意見、どちらも多くいただきました。
はてブやリツイート、いいね!の数がどんどん増えていく度に、私は正直ドンドン怖くなっていきました。否定的な意見を食らって嫌だとか、そういう気持ちではありません。(それは思ったほどのダメージではありませんでした。)
むしろ逆で、どんどん拡散されていくという事は、私の記事がどこかで「誰かの心を殺す言葉」になってしまうんじゃないかという怖さでした。
何の気なしに書いたブログが「人を殺す言葉」となって拡散し、次々に人を傷つけていく。その可能性を感じてしまったのです。
何を今更そんな事を、思われるかもしれません。しかし私は、長年ブログを書いてきましたが、リアクションを求めない一方通行の発信だけを意識して、こういった事を避けてきたので、ほとんど始めての経験でした。なので非常に面食らってしまったんですよね。
「あなたの旦那が育児や家事を手伝おうとしない本当の理由」このエントリーは私にとって、非常に挑発的で野心的なものでした。
いかにタイトルで、人の感情を揺さぶるかを考え、不特定多数の読者にたいして「あなた」と名指して、その「あなた」に原因がある内容を書き綴る。
「あなた」に該当しない人は、賛同してくれる可能性が高いですが、「あなた」が自分の事だと感じた人は、不快に思う事でしょう。
実は、私はそのどちらの人の事も考えずに、記事を書きました。それは自分の手にナイフが握られている事に気づかずに陽気に手を振り回しているようなもの。この無神経こそが、怖さを感じた一番の原因です。
今回の件で、自分の発信した記事に責任と覚悟を持つという事と、出来る限り「殺す言葉」よりも「生かす言葉」を発信していこうと考えるようになりました。
今後は「いかに拡散させるか」から「何を拡散させるか」へシフトしていきます。
アクセスアップだけを目的とするのではなく、読み手にどんな言葉を届けたいのか、それを常に意識してブログをやっていきたいです。
当然そう思って書いても、読んだ全員が賛同する記事って不可能だと思います。必ずどこかで、異論反論が生まれるだろうし、誰かを傷つけてしまう結果をゼロにする事はできないでしょう。
でも、今までのように何も考えず、ただ自分のブログのアクセスアップだけを考えて書くよりも、「人を生かす言葉」を広げていこうという思いを持って書き出すのでは、全然違ってくると思うんです。
急にいい子ちゃんぶる気はありませんし、万人受けを狙った当たり障りのない物を書こうとも思いません。誰かに媚びるつもりもありません。むしろタイトルも内容もどんどん煽って、エッジをきかせていこうと思っています。
まず自分が楽しく、という軸は崩さずに、出来る限り皆がハッピーになれる、元気になれる、勇気を持てる、そんな記事を増やしていければいいと思います。
(とはいっても人間なんで、道に外れる記事を忘れた頃に書くかも知れませんが、そんな時はリツイートやはてブ、などでdisってやってくださいw)
ソーシャルメディアによって自分のブログのアクセスが爆発したらいいなと思っていましたが、いざなってみると、その影響力と責任にたじろいでしまいました。
言葉の重み、発信する事の責任感というものを痛感しました。
まわりをハッピーにしてから、自分がハッピーになれる、そんなブログにしていきたいです。
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